あやの日常あるいは平穏な日々: 【CI鯖】LVM拡張を試みる
CentOS で LVM 物理/論理ボリュームサイズを縮小する - maruko2 Note.
2010-12-29追記:こちら↑を参考にスワップパーティションは一旦削除してから拡張してその後スワップパーティションを作り直すほうがよいです。そうしない場合system-config-lvmで見るとLogVol00の物理領域がLogVol01を挟んで2つに分かれてしまいました。
イメージファイルの拡張
まずイメージファイルのフォーマットを確認します。
# qemu-img info /var/lib/libvirt/images/vm1.img実行結果はこんな感じ。
image: /var/lib/libvirt/images/vm1.img file format: raw virtual size: 10G (10737418240 bytes) disk size: 7.5Gもしfile format: rawとなっていなければ、qemu-img convertでrawに変換します。
10Gに6G追加する場合は以下のようにします。イメージファイルのバックアップをとった上で、ddのseekを使って末尾に6Gの領域を追加します。
# cd /var/lib/libvirt/images # cp vm1.img vm1.img.bak # dd if=/dev/zero of=vm1.img bs=1G count=6 seek=10
# cd /var/lib/libvirt/images # mv vm1.img vm1.img.bak # dd if=/dev/zero of=zero6G.img bs=1G count=6 # cat vm1.img.bak zero6G.img > vm1.img
hnakamur’s blog: KVMのゲストのHDDをマウントしてLive CDからブートの手順でLive CDからブートします。
テキストモード「Boot (text mode)」を選択し、ログインプロンプトが出たらrootでパスワード無しでログインします。
fdisk /dev/hdaLinux LVMのパーティションを一旦削除して、サイズを拡大して作り直し、パーティションタイプをLinux LVM(8e)にします。
/dev/hda2がLinux LVMの場合は、p、d、2、n、p、2、Enter、Enter、t、2、8e、w、qとなります。
再起動します。
# reboot
物理ボリュームの拡張
テキストモード「Boot (text mode)」を選択し、ログインプロンプトが出たらrootでパスワード無しでログインします。
現在の物理ボリュームの状態を確認します。
# pvs
/dev/hda2を拡張します。
# pvresize /dev/hda2
変更後の物理ボリュームの状態を確認します。
# pvs
論理ボリュームの拡張
ここではVolGroup00/LogVol00を拡張します。私の環境ではこれがルートパーティションになっています。
現在の論理ボリュームの状態を確認します。
# lvs
論理ボリュームを拡張します。
# lvextend -L+6G /dev/VolGroup00/LogVol00
変更後の論理ボリュームの状態を確認します。
# lvs
ファイルシステムの拡張
マウント解除。
# umount /dev/VolGroup00/LogVol00
ファイルシステムチェック。
# e2fsck -f /dev/VolGroup00/LogVol00
ファイルシステムのリサイズ。
# resize2fs /dev/VolGroup00/LogVol00
Live CDをシャットダウン
# shutdown -h now